冷やし介護屋始めました 介護屋の呟き

平成19年1月1日

[新年、明けました。]

 新年明けましておめでとうございます。
 つたない文章でございますが、何卒宜しくお願い致します。
 今年こそ、ケアマネを取得する事が出来たら。 今年こそ結婚出来るのでしょうか?

平成19年1月3日

[1・3・5・7・11……]

 夜勤の帰りがやけに空いています。 そんな事でしか正月を感じない今日この頃。
 そんな今日、大事な人が誕生日を迎えました。
 「とうとう、君も素数になったね」
 地味に嫌がります。

平成19年1月4日

[正しくは2・3・5・7・11……]

 “1”はそもそも素数ではないし、“2”が抜けている。って気が付いたのは出勤後の事でした。

平成19年1月6日

[年末から毎日職場にいますからね]

 「なんか……老けてる?」
 会って開口一番それは無いと思います。
 せめて、 「疲れてる?」 位の配慮は欲しかった。

平成19年1月9日

[1週間以上経つと]

 1日から昨日まで長期休暇をとっていたパートさんが出勤。
 「○○さん(私)おめでとう!」
 ん? はい? えーと、ありがとう?

 何か私におめでたい事でもあったのだろうか? そんな数秒間。
 おめでたいのは頭の中身かもしれません。

平成19年1月10日

[介護職会議、ここまでは言えた]

 相談員 「鍋やオヤツ等、行事で入居者と食事を作る事があるかと思いますが。 このような場合でも職員も食事料金は支払って一緒に食べる等して下さい。 一緒に食べている方でも昼食代を支払わない職員もいる様です」

 行事中に食事が出来るの? 鍋だって結局残ったのはほうれん草か何かですよ? 結局後片付けしていたら食べる事出来ると思います? ま、お金は払いましたけれどね。

 相談員、少し困り顔。

[これは言えない]

 相談員 「入居者に対して人として、お客様としての対応を心がけましょう」

 人として? 物流業界以下のお給金で? 入居者に対して、人として対応が出来るのだろうかね? 若い子、疲れ果てているよ。

平成19年1月11日

[不二家、期限切れ牛乳使用シュークリーム 福島など出荷]

 不二家が未だに洋菓子メーカー第3位である事の方が驚いた。

平成19年1月15日

[納豆が売り切れたりしている訳だが]

 納豆を酒の肴にしている私にとっては、えらい迷惑である。

平成19年1月17日

[我が家に]

 烏魚子(カラスミ)がやって来た。 だが誰も調理法を知らない。

平成19年1月20日

[勝負では無いのだが]

 「油揚げが食べたい」
 そんなメールが来たので回転寿司を食べに行った訳でございます。 そう、あげ寿司でも食べようかと。
 そんな相方に皿の数で負けるとは思わなんだ……。

[天然?]

 女性に “攻め” の対義語について訊ねた時、どう答えるかでその女性が隠れオタクがどうかが分かると言う。

一般の方 “防御” “守り” 等
やおい好きの方 “受け”

 早速、相方に質問。
 ね、“攻め” の反対って何だ?
 「ん? “めせ”?」
 逆さから呼んだのだと気付くのに20秒かかりました。

[あんな上品なデイサービスはなかろうに]

 某コム○ンのCMを見ると、
 「あんだけデイサービスに介護度が低い人ばかり集めていたら不正請求もするわな」
 そう思っても仕方ない様な……。

平成19年1月22日

[ツマミ]

 ようやく納豆が買えます。 めでたしめでたし?

平成19年1月23日

[ニュースになるあたりが]

 どーでも良いですよ。 だいたひかるの離婚。

平成19年1月24日

[あの名前、何処で区切るのか分りませんでした]

 宮崎県知事に東国原英夫氏。 「観光客5%増を目指す」

 熊野古道くらいしか無いンじゃないかしら……?
 それくらいの認知度しか無い。 宮城県。

 ※ 熊野古道は宮城県ではありません。

平成19年1月25日

[これが言いたいが為に]

 あわしまマリンパーク、珍しい深海ザメ 「ラブカ」 の撮影に成功

 パズー 「ラブカは本当にあったんだ!」

 ……ごめんなさい。 いろんな意味でごめんなさい。

平成19年1月26日

[施設に酔っ払いがやって来た]

 夜勤も申し送りを終え、雑務をこなしておりますと滅多にならない外部インターホンから、
 「助けて下さい。 タスケテクダサイ。 タスケテクダサイ」

 あ! 危ない人だ。 間違いなく危ない人だ。

 スルーすべきなんだろうけれど、警察呼んでおきますかね。 宿直のシルバー人材の方と相談。 窓ガラスでも割られたらかなわんし。
 「助けて下さい。 タスケテクダサイ。 タスケテクダサイ。 ここは何処ですか?」

 2対1だったら何かあっても奥にいる若い職員や入居されている方にまで被害は及ばないだろうと言う事で開門。
 「助けて下さい。 タスケテクダサイ。 タスケテクダサイ。 ここは何処ですか?」
 もう、黙りん。 思わず岡崎弁が。

 「助けて下さい。 タスケテクダサイ。 タスケテクダサイ。 何処のお宅に訪ねても開けて貰えないンで……ここら辺の方はつめたい人が多いもので……」

 そりゃ、早朝5時30分に訪ねて来たら警戒して開ける訳ないだろうに。 ましてや、理由も述べずに 「タスケテクダサイ」 なんて言って来たら。 どうみてもキチ○イにしか見えないし。

 話を聞いているとどうやら2人で呑みに行き、別れた後にタクシーで途中で降ろされた模様。 警察に頼ろうとしても現在位置がハッキリしていない為どうしようも出来なかったとの事。 そりゃ、それだけ酒の匂いをプンプンさせていたら運転手も嫌がるだろう。 行き先もあやふやだっただろうし。 

 「私も介護の資格を持っているのですが、施設の職員らしき人が避けて行きました。 福祉の仕事に携わる人間としてどうかと思うのですよ……」

 お前さんみたいな大の男にキ○ガイみたいに訳も話さず 「タスケテクダサイ。 タスケテクダサイ!」 なんて迫って来られたらそりゃ避けるでしょ? 若い女性なんかは特に警戒するだろうに。 お前さん、若い様だが年はいくつだい? 嫁さんや子供はいるのかい? わたしゃキチガ○の存在をを否定する気はないが、○チガイを家に上げて万が一家族が刺されてごらんよ。 今はそんな事が日常茶飯事にニュースに上がっている。 そんな辞世なんだよ。 介護の資格云々言う以前の問題だろうに……。

 「でも……」

 万が一ね、若い職員やお年寄りに怪我があってごらん? ロビーに上げてもらって暖が取れて、お茶まで貰って。 タクシー呼んで貰えるだけでも良しとしなきゃね。 (シルバー人材の方談)

 そこへ警察が到着。 絞られていた模様。 駐在さん、お疲れ様でございます。
 その後タクシーで帰って行った彼は無事に帰宅する事が出来たのだろうか?

平成19年1月27日

[その面をかぶるのは多分、私]

 来月の節分に必要な鬼の面を作っておりますが……

 どう頑張っても七三分け+メガネの中年サラリーマンに角が生えた程度にしかならない私の画力を恨まないで下さい。

 額に “鬼” って描かなかっただけ、誉めてください。

平成19年1月28日

[自分のユニットだけでなく]

 合計3ヶ所のユニットから “鬼” の依頼が。 しかも行事委員会公認。

 「でも “” ではなく、どちらかと言うと “鬼畜” だよね〜」

 そんな事言うのはこの口か!? それとも下の (以下検閲)

平成19年1月29日

[あ、下のボタンはなんら無効ですので……]

 よくCMで――
 ――なんてものを見かけるのだが、アドレスを短い時間で "http:www……" と、表示するよりは 「このワードで検索して下さい」 とした方がはるかに効率が良いのだろう。
 但し、 "" が入力出来ない人が居る。 と言うのも事実なのだが。

 ※ 追記 : どうやら ムーブ でも検索される様ですね。

平成19年1月31日

[体験学習]

 最近、立て続けで中学生が体験学習でやって来ている。 自分らの時代ではそんな学習なんぞ無かったのを考えると良い時代になったのか……? どうだかね。
 そもそも、身近に特養なんかが存在しなかった。 と、言うのも考えられるのだが。

 積極的に入居者に話しかける事が出来る子供はほとんど無く、間に入って
 「お年寄り全般に言える事だけれど、耳が遠い方が多いのだからゆっくり多きな声で話さなければいけないね」 やら、
 「左目が見づらい方だから、右側に座るのがいいかもね」
 そんなアドバイスが逐一必要になって来る。

 ……嗚呼、正直言って面倒臭いと思いながらも指導する立場になってくれ。 引率の先生は何処にも見かけないし。

 ただ、認知症の高齢者を間近で見た生徒はだいたい絶句する。 高齢者と一緒に住んでいないのだろう。
 同じ事を延々と話する。 ふらふら徘徊する。 突然感情をあらわにする。 ……その他云々。
 テレビのコントやドラマでは見る事があるかも知れないが、実際目の当たりにするとかなりのショックなのだろう。 人間では無いモノを見る様な目付きになる事もある。 仕方の無い事だが。

 そんな時思わず――
 多分、汚いモノを見る目になった人もいるだろう。 ま、仕方の無い事だよ。 それは慣れが必要だから。
 でもね、これが認知症、分かりやすい言葉で言えば痴呆……呆けの方が分かりやすいのかな? 呆けなんだよ。
 今の認知症高齢者の割合が8〜9%だったかな? 近いうちに10%越えるンじゃないかな?
 つまりだ。 君たちのお父さんお母さんも認知症になる事も充分にある得る話なんだよ。
 結婚してごらん。 介護しなければならない親は倍になる。 両方の親の誰かが認知症になっていてもおかしくない数字なんだよ。

 さらに、君たちが定年を迎えて同窓会を開いた。 そんな風に考えてみな。 数人は認知症で来る事が出来ません。 返事も書く事が出来ません。 認知症ってそんなに遠くにある話じゃ無いンだな、これが。
 ――と、脅かすのが大好きです。

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