冷やし介護屋始めました 介護屋の呟き

平成19年2月1日

[だから何度私を料理行事に組み込むなと……]

 以前鍋で失敗したメンバーで恵方巻きを作らなければなりません。
 平均年齢27歳……。 あ、私が居ないと平均年齢はぐっと下がりますが。

平成19年2月4日

[のり巻き作りで]

 で、私がした事と言えば――
   「へぇ〜」
   「そうやるンですか?」
   「ほぅ」
   ・写真撮影
 ――の4本です。

 入居者にお任せした方が良く出来たというオチでございます。

平成19年2月6日

[早番×4日]

 早番は連続3日までにしませんか?
 どんだけ、入居者の膝の上で寝てしまおうと思った事か……。

平成19年2月7日

[リユース/リユース/リサイクル……あれ?]

 3Rで地球を救おう
これまでゴミとして何気なく捨ててしまっていたものでも、大切な資源として使用していくことが、これからの時代私たちに求められています。
循環型社会です。大切なキーワードは3つの
リデュース (educe) = ゴミを減らす。
リユース (euse) = 繰り返し使う。
リサイクル (ecycle) = 再資源化。
これらを誰もが簡単に覚えられるよう歌にしました。

 何度聞いてもリデュース (educe) が思い出せません。

平成19年2月8日

[拝啓、ユニットケア]

 ユニットケアとは何か?
 とある、施設を見学させて頂きました。 兎に角進んでいる施設との事でございます。
 (その施設長は仰っておりました。が、自分で言いますかね?)

 2時間弱の見学、説明でしたので理解が足らない所が多々あるかと思います。
 施設の設計に6年、それはもう素晴らしい施設でございました。
 3方向から入浴出来る浴槽は勿論、入居者の目線に合わせた掲示物や時計。 床は木材を使用。
 各ユニットには玄関があり、一度スリッパに履き替えると言ったきめ細かさ。
 理念もしっかりとしたものがあり、他の職員が報告書に挙げているとは思いますが (ただ、全ての職員にその理念が行き渡っているかは存じませんが) 徹底して行き渡らせているとの事。

 排泄に関しての配慮、食事に関しての配慮。
 “入居者が主役であり、介護士は援助員である”
 施設ではなく住居でなければならない。

 「皆さんの家庭では誕生日にそんなお遊戯染みた事しますか? しないでしょ。 ですのでそれぞれに楽しんで頂いています」
 「年中行事? ご家庭でしていますか? ですので施設内では基本的に行いません。 こちらから出掛けたい人だけ出掛ければ良いンです。 従って地域交流も施設の中では行っていません。 こちらから出掛けて行くだけで充分です」
 ユニットの共用スペースに入居者の姿が少なく思えたのは、そのせいでしょうか? 居室に引き篭もっている入居者が増えそうな気がするのですが。

 正直申しまして施設は施設であって、住居で無くても良いのではないでしょうか?
 介護保険利用者のうち24%の施設入居者に対して介護保険給付費の51%を使用している現在。 施設はもっと質素な物であるべきではないのでしょうか? 介護保険は在宅介護に使われるべきなのでしょう?
 在宅介護なんてやってられません。 一度見学してしまうと。 さぞかし申し込みは多い事でしょうね。
 最近、新規入居者に独居高齢者や高齢者世帯のみの方の入居が少なくなっているのは気のせいでしょうか?
 生活保護を受けている方なんてはほとんど見掛けません。 施設内に。 皆さんご上品そうなお姿で御座いました。
 施設は施設内の事だけしっかりやっていれば良いのだ。 そんな事言えるならそれは福祉では無いと思えるのです。

 本当に介護が必要な方に施設が利用されているのでしょうか。


 ――なんて研修報告書に書いたら、どうなるんでしょう。

平成19年2月9日

[久しぶりに]

 ごちゃ混ぜになったCDを整理していたら、数年振りに長井秀和のネタCDが出て来ました。
 数年寝かし、さらに酔った勢いで聞くと面白いです。
 今度聞くのはまた数年後でしょうか。

 昨日の施設訪問の件ですが、ユニットケアでは有名な方であり、万が一検索で引っ掛かると職場バレの心配がありますので……伏せておきましょうね。

平成19年2月11日

[なぞなぞ]

 ご飯を卵で包むとオムレツ。
 焼きそばを卵で包むとオムソバ。
 では、アンコを卵で包むと何でしょう?

 「……ん? オムアン!」

 残念! オムアンコと答えて頂きたかった! (児玉清口調) オジサンとしては。

 「え〜。 何でオムアンコなの? なんで? オムアンコ?」

 答えている本人はなかなか気付かない様でございます。 このシモネタ。

平成19年2月12日

[介護職員の賃金が少ないといった報道にて]

 ユニットケアとか言っている場合じゃないよね。 正直。
 高齢者が続々増えると言うのに、個別ケアとか。 利用者主体とか。 豪勢な居室とか。
 介護の質もそりゃ “安かろう 悪かろう” だわな。

[5歳年下である25歳の職員が]

 “バレンタイン・キッス” を唄っているのが誰だか知らない件について。

平成19年2月14日

[どれだけ時間が掛かっても時間外手当ては1時間分]

 正直、湯たんぽを入れる時間を決める為に会議に時間を割くのはどうかと思います。
 “寝る前” で充分では無いですか。

平成19年2月16日

[事務方が]

 何かに感化されたのか、介護員を “援助員” と呼ぼうと提案を始めた。
 当方にとってはケアワーカーだろうが、介護員でも援助員でも結局、介護屋でも結構なのだが。

 「 “援助員(えんじょいん)” から “” を抜くと“Enjoy(エンジョイ)” になりますしね。 介護を楽しまなければ」

 駄洒落…ですか? そもそも “援助員” から “ん” を抜いたら……
 “えじょい” ちゃいますんか?

 えじょい、えじょい、えじょい……
 ハタ坊か誰かが 「エロいじょ〜」 を噛んだのではなかろうか。

 「えじょいじょ〜」
 それとしか聞こえない会議時間を返して下さい。

平成19年2月18日

[高齢者から見た]

 R-1グランプリ
 思いのほか、ウメがうけていました。 あの鹿児島県なまりに。
 あ、あと大木こだまのCMが。

[せめてもう少し分かり難い所に…ね]

 本人と介護主任、看護師と家族が交えてタバコは1日4本までと決めたはずなのに……
 息子さんが入居者の手押し車にタバコをコッソリ。
 帰る家族を追い掛けて、
 「忘れ物ですよ」 とニッコリ。

 息子さん、たいそうバツが悪そうでございました。

平成19年2月21日

[振られたからではなく、]

 相方が髪を切り、ショートヘアに。
 お願いッ! 一度で良いから一人称を 「ボク」 って言って下さい。

 「なんか良く分からないけれど……変態ですか? あなたは」

 変態と呼ばれようが、浪漫なんですから! 人助けと思って。

 ……人助けって何よ。 人助けって。

平成19年2月22日

[猫の日なのに]

 一匹とも逢えないこの辛さ。
 サカリの声は良く聞こえるのに……。

平成19年2月23日

[介護職を援助員と変える案について]

 “乞食” が “ホームレス” に名称が変わって何か変化があったか?
 “かたわ” や “ぎっちょ” はどうだったんだ?

 “寮母・寮父” だろうが “介護職員” だろうが “援助員” だろうが、“介護屋” だろうが。
 “呆け・痴呆” が“認知症” になって一体何が良くなったのか?
 単価が上がって介護職員の生活が安定する見込みが少ない中、介護の質だけ上げろと言われても辞めていく職員は止まらないンだよ。

 以上の様に報告をした所、事務所内では賛否両論・喧々諤々あった様でございますが、私は元気です。

[ちなみに]

 差別用語を調べていましたら、ブラインドタッチも差別用語にあてはまるとの事。 もう何だか。

平成19年2月24日

[家鴨のワルツ]

 アヒルンルン アヒルンルン ぼくたちは
 「また、ケッタイな歌を歌って……」

 一生いっしょさ アヒルンルンルンルン
 「一緒なの? 本当に? 届けだそう! 今すぐ!」

 ニャンニャンニャン ニャンニャンニャン……
 「そこ猫なの!? アヒルじゃなくて。 えっ?えっ? ニャンニャンってソッチの意味の!?」

 本日も良い日和でございます。

平成19年2月25日

[確かに眠い時もあるでしょうが]

 夜勤中にある職員が眠気を覚ます為にアルゴリズム体操をしていたのを発見。 密かに私の心にしまっておいた方が良いのでしょうか?

[男なら! って言われても]

 「○○さん(私) ってBOOK OFF派よりHARD OFF派ですよね?」
 ……派閥があったのか。

平成19年2月27日

[高齢者一括り]

 来年度か再来年度には平成生まれが就職活動でやって来るに違いない!
 そんな恐怖に恐れ慄いている職員もいるとは思いますが、

 65歳と100歳が入居している特養を考えれば……ま、仕方は無いわな。

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