平成22年2月1日
[そもそも、通常会話ですら噛むと言うのに……]
「出勤早々、早口言葉ッ! 赤乳首、青乳首、黄乳首ッ! ……言えなかったわ、3回。 でも、黄乳首ってなんか鬼畜乳首って間違えそうで怖いわね」
6連勤のテンパリ具合が良く分かる申し送りでございました。
どうにか6連勤 (夜勤を含まないンだな、これが) を終え、一息つく事が出来ました放浪癖です。
そんな休日に会議なんかがある訳ですが……。 誰です? 勤務組んだのは?
上司曰く――
「それなら……もう一日、出勤にしておけば良かった?」
それだけは、それだけは勘弁して下さい。 後生ですから。
平成22年2月3日
[泣いた赤鬼]
出勤早々、言われたセリフが――
「今年も鬼、よろしくお願いしますね」
――ある程度は予測可能でございましたが。
悪い子はいねぇか! 悪い爺・婆はいねぇか!
「やはり、ナマハゲなんですね」
誰が生のハゲやねん! 若干額が広いだけだ。
夜中にコールを頻繁に鳴らす、悪い爺・婆はいねぇか!
「ある程度、個人特定しているし! っていうか私怨が入っていません?」
暇と身体を持て余した、妙齢の女性はいねぇか!
「それ、アウトだから! 間違いなくアウトだから! 鬼と関係ないから!」
8年程付き合った挙句に――
「きっと何かの間違いだったンでしょう」
――って言われて別れたけれど未だにネタとして引きずっているそんなどうしようもない男はいねぇか!
「もう止めて! 洒落にならないから止めてあげて!」
追記:入居者の皆さまへ。 熱中するするのは結構な事ですが、お面を引っ張っては放す、引っ張っては放す。 を繰り返すのは大変痛いので止めて上げて下さい。
平成22年2月4日
[申し送りの前に]
おはようございます!
今日は良い天気ですねぇ。
これだけ天気が良いと――
今日はかげおくりのできそうな空だなあ。 (ちいちゃんのかげおくり)
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あら大変。 日常の会話が、あっという間に死亡フラグに。
平成22年2月5日
[夜勤前のもどかしさ]
1時間ほど早く出勤するように要請がありました。 だれか病欠でもしたのかしら?
CM ぱなしのはなし (豊田エリー)
出しっぱなしとか差しっぱなしとか掛けっぱなしまでも……もうッ。 私が歌うと7割方卑猥になります。
このようなビョーキの場合、治しようもないし病欠理由にならないのでどうしようもありません。
平成22年2月9日
[少しでも、僅かでも]
帰宅の前にいそいそと残業手当の申請。
平成22年2月11日
[24時間シートを信仰する方に一言だけ、どうしても一言だけ言いたい事があるんだ]
我がユニットケアの施設でも24時間シート着々と進めつつあります。 私は一切関与していませんが、面倒くさいので。
我が施設では昨年、夜勤体制を1名増やそうとしました。 銭になるからです。 結局のところ夜勤を増やさなくても銭になるようでしたので増えませんでしたが。 きっと、夜勤を増やしても昼間の人員を増やすなんて考えはなかったでしょう。
我が施設では昨年、パートの勤務時間を減らし、洗濯・清掃などの委託業を廃止、介護職員が行うようにしました。 銭になるからです。
我が施設では昨年、ユニット内での炊飯・味噌汁などの汁物の作成。 大皿提供を行うようになりました。 入居者の皆さまに生活の雰囲気を感じて頂ける 銭になるからです。 厨房への委託業務が減る事は、さぞかし支出の減少に繋がる事でしょう。
我が施設では昨年、ターミナルケアを始めました。 入居者の皆さまに終の住処として…… 銭になるからです。 入院してしまいベットに空きが出来る心配が無い。 それどころか、なんとターミナルケア加算までありますから。
オムツの見直しが始まりました。 紙オムツやパットの一枚あたりの単価が出され、排泄委員会では入居者の皆さまの尿の量やサイクルが調査され必要なパットやオムツが見直されるようになりました。 そりゃ、銭になるからですよ。
社会福祉法人が利益を追求するなとは良いません。 施設を維持し続ける上で必要な事だと思います。
「入居者の皆さまの生活の質の向上の為、しいては入居者の皆さまの幸せの為」
そんな胡散臭い言葉よりは、
「銭になる。 施設を運営していくには無駄を無くし利益を上げる必要がある」
私にとってはよほど納得が出来るのです。
さて、ここで問題。
「24時間シート、果たして銭になるのか?」
施設を運営していく上で銭になるなら喜んで行おう。 当然、業務時間内に出来るはずもないのだから残業手当を申請してでも。 うん、必要な事なのでしょうし、仕事なのだから。
万が一、万が一ではあるが主任やリーダークラスの自己満足に過ぎないのであるなら、止めてくれ。
――― (ここで一本目の缶チューハイが切れる、次は烏龍茶割りにしよう) ―――
そんな風に世間が思っているほど介護職員の多くは聖人君子では無いし、それほど一部の介護・福祉バカを除き使命感にも燃えている訳でも無い。
世の困っている高齢者を皆、救えるほど万能で無い事は分かりきっているし、目の前の高齢者だけが死なないようにするので精一杯なのだから。
なにより私には私の人生がある。 そりゃ、酒と酒、たまに酒の誰が見てもくだらない人生ではあるが。
その人生の中で一日8時間の時間を切り売りしている冷やし介護屋。 そう、介護屋に過ぎないのだから。
業務が終われば、毎度アリ。 またのご利用をお待ち致しております。
平成22年2月12日
[介護福祉士を目指す方の実習が始まりました]
私が出勤したら、事務所内から――
「あ、公式ブログ。 迷惑コメント (コメントスパムの事と思われる) が自動的に消えてる!」
――そんな物は勝手には消えない。 私が夜な夜な帰宅前に消しているンだ。
面倒くさいのでの実際には黙っていますが、管理くらいしっかり行って欲しいものです。
実習生に向かって私が主として教えているのは……辞めない事。 本当に向いていないと思えたならば、早めに諦める事。
ま、おじさんなんかは諦める事も辞める事も無いまま10年だらだらと続いている訳ですが。 あ、むしろ病んでいるンだ。
実習生なんてのは、特に第一段階なんてのは緊張の余り訊きたい事、知りたい事、本当はいろいろあるンでしょうが訊けないモノなのです。 私がそうでした。
そう、あれは忘れもしない。 ええ、忘れもしない。 ……ずっと昔のお話でした。
実習を担当する職員に言わせると、
「訊かない方が悪い、折角時間を割いているのに。 ましてや始めるにあたって 『今日は何を学ぶつもりですか』 って折角訊いて上げているのに!」
なんて言いますが、怖いもの。 貴女方……うん、頑張って言い切った……少し怖かった。
そりゃ、学生が〇〇歳も年上の初対面の人から物を教わるって事がどんなにキツイか……忘れたのかしら。
間違い、もとい教科書との違いを指摘しようものなら……ねぇ。
「ここではここのやり方があるの」
なんて家電の殿堂。 違った、伝家の宝刀が出てきたらハイそれまでョ。
おじさんの場合――
「折角、学校にお金払って勉強に来ているンだから見たい物は何でも見て行きなさい。 裏事情でも、何でも。 おじさんも腐ってる……否、腐っても介護福祉士だけれど……戦後のゴタゴタで紛れて資格を取った様なものだから不勉強な所も実に多い。 学ぶ所が無いと思ったら反面教師って事でよろしく」
――普段どおりのヨッパライの介護を行うだけ。
平成22年2月15日
[胃腸風邪、蔓延中]
昨日の夜勤明けに職場のブログを更新。
題名 : [雛飾り始めました]
推して知るべし。
平成22年2月18日
[簡易裁判所ですら無い!?]
不穏気味の入居者が私の顔を見た途端泣き出しました。
「あ、女の人泣かせてる!」
出来れば……もう少し若い女性を泣かせたいものでございますが。
「私で良ければ、泣きましょうか? え〜ん、え〜ん」
今時、 「え〜ん、え〜ん」 ですか? ただ、少しだけトキメいたのは内緒でございます。
「次に会うときは地方裁判所ですけれどね」
私は知らない間に何をしたのでしょうか?
平成22年2月20日
[非常にキビシ〜ッ!]
ただいま連続勤務に入っております。
文面がいつも以上にアレだったりしますが……ま、しばらくの間ご辛抱の程よろしくお願いします。
平成22年2月23日
[うにゃんうにゃんの日でした]
「そういえば、昨日は猫の日やないかッ!」
そんな申し送りは嫌です、私でも。
そんな話をしていますと、他の職員からは――
「そんなに猫好きなんですか?」
――なんて訊かれます。
即座に、
「猫は好きです、コネコちゃんはも〜っと好きです」
満身の笑みを浮かべて言うので、いろんな誤解を生みそうです。
世の中には 「笑う介護士」 なんて方もみえるそうですが……私の場合、間違いなく 「笑ゥ介護士」 であります。
平成22年2月25日
[10割ハッタリで無い分、たちが悪い]
自分を守る為の3割5分のハッタリ、
他人を傷つけない為の3割の冗談。
後の2割5分は真面目な話でこのウェブサイトは構成されております。 後、日常的会話でも。
後の2割……は? ってのがツッコミ所でございます。
意味の無い話で構成されているンでしょうね、きっと。
庭の梅の木が咲き始めました。
平成22年2月27日
[ええ、チキンですとも]
カラオケの由来が 「空の桶」 であると言う、そんな駄洒落を12行も使って職場のブログでハッタリ。
いつか出入り禁止にならないか心配であります。 職場に出入り禁止って!
ちなみに肝心のカラオケの部分には一切触れておりません。 浅田真央の結果が一番でしたので。
「キム・ヨナの勝ち誇ったような顔が気に入らないわ!」
私はそんな貴方の自信に満ちた顔が嫌いです。
よ〜言わん。 そんな事。 思っていても、よ〜言わん。 仕事に支障が生じるから、よ〜言わん。
平成22年2月28日
[1日休んでまた仕事ですが、何か?]
ようやく……6連勤が……終わりました。
寝言で、
「お稲荷さんに…豊川稲荷へ行きたい」
とか呟いていたとか……どんだけ疲れているンだが。 「霊狐塚」 は大変魅力的ではありますが。