平成21年5月2日
[二日続けて温泉三昧……34歳の趣味とは思えん]
● 先日の温泉……? / 【
激安温泉 極
】
人工温泉って事なので実際はどうなの? って事だが、スーパー銭湯って事で考えて行けば納得は出来る程度。
ただ、激安温泉って言うほど安くはない。 450円。
県下最大級の露店風呂って程、湯船は広くはない。
しかし、マッサージチェア、岩盤浴、トレーニングルーム、ゲーセン。 それらが無料。
休日は混み合うのは間違いない為、カレンダー通りの休みで無い私にとってはマッサージチェアは大変ありがたい。
家電専門店に寄ってマッサージチェアに横になる必要はないのね、これで。
ただ、もう少し足を伸ばせばかけ流し温泉である
竜泉寺の湯
(500円) が存在するのでかなり営業は大変ではなかろうか。
温 質
☆☆★★★
お値打ち度
☆☆☆☆★
● 先日の温泉 / 【
天然温泉 三峰
】
こちらは間違いなく天然かけ流し。
700円。 値段相応の施設でございます。
ただ、ポイントカードが本人限定ってどうなのでしょうか?
臨時休業のお知らせはせめてWEBページがあるのだから……載せて置いて下さい。
湯上り後の為の雑魚寝スペースも広く、食堂も充実。
ただ、残念な事に近くに似たような施設
湯の華アイランド
がある。
そちらと比べると見劣りがしない訳でも無い。
岩盤浴を希望されるなら湯の華アイランドの方が楽しめる。
静なたたずまいと温泉を希望されるのであればこちらの方がお勧めではないだろうか。
温 質
☆☆☆★★
お値打ち度
☆☆☆★★
平成21年5月4日
[書き置きだけを残して]
朝、目が覚めると――
パンダ、見てきます。 後は宜しく。
――そんなメモを残して両親は出掛けて行きました。
パンダ……? 恐らく和歌山県か?
――仕事中、
今晩は○○の道の駅で泊まります。
明日、朝一番で○○温泉に行きたいので、営業時間と温泉成分。 それとかけ流しかどうかを調べて下さい。
そんなメールが。 間違いなく車中泊だ、これは。
職場でネットが使えるのを何故存じている。
“今晩は” って事は何日か車中泊のみで過ごして来る模様。
平成21年5月6日
[ある日の遅番と夜勤の申し送り]
「○○さん、居室で魔女裁判見ていますよ。 寝たらテレビ消してあげて下さいね」
「○○さん、居室で
どきどき
魔女裁判見ていますよ。 寝たらテレビ消してあげて下さいね」
些細な事ですが、少し間違えただけで大変な事になります。 ええ。
平成21年5月7日
[世間は後2日もしたら再度休日だろうに]
「大型連休が終わりました」
って私の大型連休はドコにありますか? はて?
平成21年5月10日
[5月第2日曜日]
面会が多いと思ったら……母の日か。 そうか……。
ちょっと奮発して高めの日本酒でも買って帰るか。
帰る前に電話でもして……。
「NHKの忌野清志郎の特番。 録画宜しく」
って。
平成21年5月12日
[付くか付かないかの違い]
職場の上司から電話が。 主に勤務の変更について。
そのやり取りを聴く両親。
「独身なのか? 年下なのか?……云々」
あのね……私がずっと独りだからって、それは無いと思うのよ。
相手は福祉一直線の
“福祉馬鹿”
よ。 私と合う訳が無いじゃないの。
あ、自分は福祉の文字が抜けた。 ただの
“馬鹿”
だけれどねぇ。
「あ〜」
妙な所で納得するなよ、両親。
平成21年5月15日
[値切るに値切って45歳って事で落ち着きました]
「歳、幾つ?」
入居者の一人からそんな質問を受けた放浪癖です。
本当の年齢を言った所、涙を浮かべながら……。
「で、本当の歳を内緒で教えて」
えっと……涙目って。
幾つに見えますか? 返答によっては明日の夜勤の待遇が変わるかも知れませんが。
「えっと、50くらい?」
隣で噴き出さない、若手職員!
平成21年5月16日
[勤務評定]
勤務評定は5段階
S : 極めて優れている
A : 優れている
B : 普通である
C : 普通より劣っている
D : 極めて劣っている
極めて優れているなら……否、普通以上の評価なんて出せるものなら10年も介護の仕事なんかしていないよ。
転職するなり起業するなりしているのではないか。 そんな度胸も力量も無いンだからこうダラダラと介護しているのだ。 帰ってからの楽しみと言えば酒とネット、たまにふらふらと温泉行く位じゃないか。
そんな独り言を呟きながら自己評価を記入中、放浪癖です。
今回の評価より長期目標たるシロモノも追加されている。 1年持たずに辞めていく人間がゴロゴロいる中、何が長期目標なんだろう……?
こんなものは上の者が会議で言っていた事を何となくぼかして、ゴニョゴニョして、書いておけば良い。 達成できるかどうかはそれ程関係は無い。
一言、
「経費節減により収益増加を試みる」
とだけ記入し、提出。
1時間の全体会議で45分近く使って力説していたンだ。 文句は無かろう。
平成21年5月18日
[ライスシリーズ]
「○○さん (←私) って余り意見言いませんよね? 何故ですか?」
そんな事は簡単だ。 何度もそんな質問はされている。 率直な意見を述べれば問題になるからだ。
その意図を叱責・質問の山にあい面倒な事になる。 例えるならば――
「運が悪くても……死ぬだけ」
――そりゃ、介護職員が会議等でそんな事言ってしまえば大変な事になる。
本来ならば常に言葉を選択し、頭の中で整理し答えが出来上がった上で回答を出すのが好ましい。
せめて――
「もう、十分生きているンだから。 せめて自分の好きな様に生きていけるならば本望なのではないだろうかね? 身体、そこまで心配しても……ね」
――それでも、ウルサイ人はウルサイ。
そんな塩梅だから無口になり、難しい顔になってしまう。 細い目はさらに細く見え、眉間には皺が寄る。
あ……だから齢50に見えるとか言われてしまうのか。
ちなみに選びに選んで答えを思い出す頃にはすでに翌日になっていたりする。
ますます自己嫌悪してしまう訳なのであった。
さて、そんな無口な私が帰宅する車内でゲラゲラ笑っているのを目撃されたらしい。 それも独りで。 しかもユニットの職員に。
そりゃ……変な目で見るだろう。 アレではないだろうか? 多分、キ○ガイの類。
まさか、車内で
これ
とか
これ
なんかを聴いていたなんて言える訳も無く、
「嗚呼、落語聴いていたンだよ。 多分」
そんな答えくらいしか出せる訳も無く、ますますアレな人に思われるンだろう、きっと。
平成21年5月20日
[一瞬、張り詰める空気]
夏祭りの準備期間になりました。 お金無いらしいのに。
今年も無料で屋台やジュースやその他諸々の準備をしなければなりません。 職員の等級の上げ幅下げる程、お金無いのに。
入居者の分、まぁ、家族の方々の分ならまだしも。 地域の方々の分まで無料ですか? ある意味バラマキ。 パート職員の時間を減らず程、お金無いのに。
「儲けろとは言いません、夏祭りなんですから。 せめて寄付と言う形でジュースやお酒の分だけでも……実費を頂きませんか? お金無いンですから」
「節約、節約。 人件費削除。 とか言いながら、そんな所で見栄を張らないでも良いと思いますよ」
広報だけにしておけばまだしも、行事までに私を巻き込んだのが間違いだったと思う。
広報だけにしておけば……淡々と出来事のみを記事にしていただろうに。
平成21年5月21日
[入居者の死について]
他の入居者に教えるべきか教えないべきか。 そんな数年遅れた論争が我が施設で起きている。
聞かれても決して教えてはならない、守秘義務云々……そんな意見が上や事務の間ではまかり通っている、らしい。
現場でも、
「あえて教える必要は無いのではないか?お喋りな入居者の間で話のネタになっても困るし」
なんて意見も上がっている。 そんな所が点数欲しさに二ターミナルケア。 お笑い草である。
本来であればターミナルケアで見送るのであれば裏口では無く玄関から。 家族の了解が得る事が出来れば希望される入居者はお見送りに参加。 病院で亡くなれた場合でも施設内放送にてお知らせし、黙祷を捧げる施設もあると言うのに。
多分、そんな若い職員は葬儀場や施設での “ご遺体” は見た事はあっても “死体” は見た事がないのだろう。
(死体と遺体の違い。 それは男性が死体。 女性が遺体。 だって、男性は「シタイ」 女性は「痛い」 なんてな。 ……おっさんがおるで!)
私は数例ではあるが見た事がある。 デイサービスの送迎で一例。 私生活で数例とわずかではるが。
そんな事を考えていると、本来病院や畳の上で誰かに看取られながら天寿を全うするって事はまれなケースであって実はめでたい事では無いだろうか?
入居されてる方々だって家族が荷物をまとめていたりしたら察しはつくであろう。 隠していてもそんな事はいずれ分かってしまう。 特養での退所は入院、もしくは死去。 自宅に帰るなんてケースは私はこの10年見た事は無い。
こんな機会だからこそ、亡くなられた方の思い出話でもすれば良い。 冗談混じりでも良い、死について話をして見るのはどうだろう。 案外、我々が思っている程怖く感じていないのかも知れない。 むしろあきらめていたり、死を私たちより身近に感じ取っているのではないか。
ただ、これは私の憶測にすぎない。
「あの世にも 粋な年増は いるかしら」
〜三遊亭一朝〜
平成21年5月22日
[夏の風物詩]
施設周辺の田に、水が張る季節になりました。
したがって夏の三大理不尽のひとつである、
「蛙がうるさいので何とかして欲しい」
の訴えが何処かしらから出てくる季節でございます。
毎年各地の特養では若い職員が竹ぼうきを手に田を駆け回る風景がみられます。
介護職員の離職率の何割かはこれが原因になっているとかいないとか……。
残念な話ですが、田にはまって命を落とす職員すらいる始末。
どぎゃんかせんといかん!!
宮崎県人でもなんでもありませんが、何か?
平成21年5月24日
[茶臼山に芝桜の丘]
ふらっと出掛けて、気が付いたら茶臼山に向かっていた。
芝桜は見頃です。 アベックがわんさかです。
[「ええいままよ!」 と足を伸ばして]
● 先日の温泉 / 【
信州平谷温泉 ひまわりの湯
】
茶臼山から少し行けば、そこは信州。
開設当時 (10年近く前) に行った気がするのだが大変混んでいたので寄っていない。
現在はそれなりの人数。 それなりの休憩所。 それなりの金額600円。 結構良い温質と露天風呂。
温 質
☆☆☆☆★
お値打ち度
☆☆☆☆★
平成21年5月26日
[別れの酒って事で]
出勤したら亡くなられた方のお部屋の前に盛り塩が。
ああ、ユニットのパソコンの検索履歴に
「盛り塩 方法」
ってのが残っていたのはこれか。
ただ問題がひとつ。
塩を舐めつつ酒を呑むのが好きだったりする。 私が。
これは日本酒を持って来いって事でしょうか? (違う)
お清めと称してワンカップを持参 → お供え → お供え物をお裾分けとして頂く。
当然の流れではありませんか! (違う)
では、私は日本酒をお供えしておきますね。
「あ、明日には新しい方入居されるから……ってか呑む気満々でしょ」
……残念。
平成21年5月28日
[味は悪くない]
職場での昼食がカレーの場合、4割の確率で私の手違いで軟飯カレーを食べる羽目になります。
今日も軟飯カレーでございました。 どこで手違いがあったのだろう?
入居者の皆様には間違いなくそれぞれに適した主食を提供しているのですが。
軟飯カレーはモチモチしますよ。
最悪、お粥ライスにならない事を祈るばかり。
平成21年5月30日
[林家木久扇師匠の本気、歌姫こと中島みゆきの本気]
「地上の星」 林家木久扇
中島みゆきの歌のピッチを下げるとあろう事か林家木久扇師匠の歌声になる。 そんな世間では良くあるお話。
なら、林家木久扇師匠のピッチを上げるとどうなるのだろう?
当然、こうなる。
「いやんばかん」 中島みゆき
平成21年5月31日
[それでも貴様は呑みたいのかと? ハイ]
酒は呑みたいが、つまみは何だか体が受け付けない。
仕方がないので蕎麦つゆをつまみに酒を呑んだ事はありませんか? ああ、無いですか。 そうですか。
……案外イケるのですよ。 放浪癖です。